鍼治療を初めて受ける際に、患者様から「鍼って痛いんじゃないの?」というご質問は、よく頂く質問の1つです。

結論から申し上げると、鍼灸治療で使用する鍼は、病院で受けるような注射針とは別物と思って頂いて構いません。

そもそも鍼の太さや構造が全く違うため、身体にとって痛みを感じにくい仕様となっています。
注射針の太さは1.6mm~0.4mmとなっていますが、我々が使う鍼は0.12mm~0.25mmと、かなり細い造りになっています。

私自身も鍼治療を通して、これまで痛くて治療を受けられなかった…という方は出会った事がありません。
どの患者様も体質に適した刺激を行えば、ステンレスアレルギーなどを除けば、安心して治療を受けて頂く事ができます。

上記の項目のような「鍼治療って痛いんじゃないの?」というご質問の次に多いのが、「前に他所で鍼治療を受けた時は痛かったよ?」というご質問です。

痛かった思い出が頭の中にあると、それだけで苦手意識が出来てしまうのは、鍼治療に限った事ではありませんよね。

当院はそんな患者様にも、鍼の刺激の相性を確認するためのカウンセリングを行います。

要するに「この患者様はどんな鍼治療が不安なく受けられて、且つ効果的なんだろう?」という確認です。
今のところは、カウンセリングを行ったうえで鍼治療を続けられなかった患者様はいません。

初めての患者様はこの相性が本当に大事な要素なので、治療がうまくいくかどうかは、ココの確認で決まるとさえ思っています。

鍼治療は痛みをほとんど無く治療できる事が分かりましたが、「どうして鍼は効くの?」というご質問もよく頂きます。

このご質問は、下記の画像で3段階に分けて説明させて頂きます。是非とも治療を受ける際の、不安解消の一助になればと思います。